自習室や図書館でもスマホを見てしまう人へ|場所を変えても集中できない原因と対策
公開 ・ DopaDogs
自習室や図書館でもスマホを見てしまうのは、場所を変えても手元のスマホの通知・おすすめ表示・無限スクロールが家と同じまま残るからです。対策は、勉強場所を選ぶことに加えて、勉強する時間帯だけSNS・動画・ゲームを開けなくする設定をスマホ側に入れることです。
この記事の要点
場所を変えても、手元のスマホの通知やおすすめ表示は家にいるときと同じです
SNSや動画は、長く見るほど運営会社の広告や課金の売上が増える設計です
スマホをしまう工夫は、取り出した時点で元に戻るという弱点があります
勉強する時間帯だけ選んだアプリを開けなくすると、迷う回数を減らせます
使ってよいアプリだけを残す方法なら、辞書や学習アプリは使い続けられます
目次
自習室や図書館でもスマホを見てしまうのはなぜですか?
勉強場所を変えても、手元のスマホに届く通知、おすすめ表示、無限スクロールは家と同じです。場所を変える工夫だけでは、スマホ側の誘惑は残ります。
自習室や図書館は、テレビ・ベッド・漫画など、家にある誘惑から離れられる場所です。周りに勉強している人がいるので、机に向かうきっかけも作りやすくなります。
ただし、スマホは自習室にも図書館にも持ち込めます。机の上やポケットにあるスマホの中身は、家で使っているときと何も変わりません。
場所を変えて減るもの・減らないもの
| 項目 | 自習室・図書館に移ると |
|---|---|
| テレビ・ベッド・漫画 | 手の届く範囲からなくなる |
| 家族の会話や生活音 | 聞こえにくくなる |
| スマホの通知 | 家と同じように届く |
| SNS・動画のおすすめ表示 | 家と同じように表示される |
| ゲームのログインボーナスなど | 家と同じように残る |
場所を変えて集中できない原因は、勉強場所の選び方ではなく、スマホ側の誘惑が手つかずで残っていることにあります。勉強場所の工夫と、スマホ側の設定は分けて考えると対策を立てやすくなります。
SNSや動画のアプリはどんな仕組みで時間を使わせるのですか?
SNSや動画のアプリの多くは、利用者が長く見るほど広告や課金の売上が増える仕組みです。おすすめ表示や通知は、もう一度開いてもらうための設計です。
アテンションエコノミーとは、利用者の時間と注意を集め、広告や課金の売上に変える仕組みのことです。SNS・動画・ゲームのアプリの多くは、利用者が長く使うほど広告を表示できる回数が増える形で運営されています。
長く使ってもらうための主な設計
- おすすめ表示:見た内容をもとに、次に見たくなりそうな投稿や動画を並べる
- 無限スクロール:画面の終わりが無く、指を動かすだけで次の投稿が出てくる
- 自動再生:動画が終わると、次の動画が自動で始まる
- 通知:新しい投稿やいいねを知らせ、アプリをもう一度開くきっかけを作る
ドーパミンは、報酬への期待に関わる脳内の物質として一般に説明されています。次に何が出てくるか分からない仕組みは、もう少し見たい気持ちを起こしやすいと一般に言われています(医学的な診断ではなく、一般論です)。
勉強中についスマホを開いてしまうのは、意志が弱いからではありません。運営会社が設計したとおりに時間を使うのか、自分で選んで時間を使うのかを、自分の側で決め直すことが対策の出発点になります。
自習室や図書館ですぐにできるスマホ対策はありますか?
通知を切る、カバンの奥にしまう、施設のロッカーに預けるといった対策があります。手軽な反面、スマホを取り出した時点で元に戻る点が弱点です。
自習室や図書館に着いてすぐできる対策は、スマホを物理的に遠ざける方法と、iPhoneの標準機能を使う方法に分かれます。
| 対策 | 手軽さ | 弱点 |
|---|---|---|
| 通知をオフにする | 高い | 自分からアプリを開くことは止められない |
| カバンの奥にしまう | 高い | 調べものなどで取り出すと、そのままSNSを開きやすい |
| 施設のロッカーに預ける | 施設による | 家族との連絡や辞書アプリも使えなくなる |
| iPhoneの集中モード | 高い | 通知は減らせるが、アプリ自体は開ける |
| スクリーンタイムの使用時間の制限 | 中くらい | 上限に届いた画面から、自分で延長を選べる |
物理的な対策は、勉強を始める最初の数分には役に立ちます。一方で、単語の意味を調べる、タイマーを使うなど、勉強中にスマホが必要になる場面は残ります。
スマホを取り出したあとに誘惑に流されないためには、取り出してもSNS・動画・ゲームが開けない状態を先に作っておく方法が向いています。
勉強する時間帯だけアプリを止めるにはどう設定すればよいですか?
自習室や図書館にいる時間帯を先に決め、その間だけ選んだアプリを開けなくします。毎日自動で始まる設定にすると、開くかどうかを迷う場面を減らせます。
時間帯ルールとは、曜日と時刻を決めて、その間だけ選んだアプリを開けなくする設定のことです。毎回の判断を、勉強を始める前の1回の設定に置き換えられる点が特徴です。
設定の手順
- 自習室や図書館で勉強する曜日と時間帯を書き出す
- 勉強中に開いてしまうSNS・動画・ゲームを選ぶ
- 辞書・学習アプリ・家族との連絡手段など、勉強中も必要なものを残す
- 決めた時間帯に毎日自動で始まるように設定する
- 1週間使ってみて、時間帯や止めるアプリを見直す
時間帯の決め方の例
| 場面 | 時間帯の例 |
|---|---|
| 平日の放課後に自習室へ行く | 平日 17時〜19時 |
| 夕食後に家で宿題をする | 平日 19時〜22時 |
| 休日に図書館で勉強する | 土日 10時〜15時 |
| 寝る前のスマホをやめたい | 毎日 23時から |
時間帯ルールは、テスト前や受験期だけ長めに設定し、普段は短めにするなど、自分で強さを調整できます。決めた時間だけ止めるので、勉強が終わったあとの時間はいつもどおりスマホを使えます。
止めるアプリと使えるアプリはどう選べばよいですか?
勉強に使わないSNS・動画・ゲームを止め、辞書や学習アプリなど勉強に必要なものは残します。止めたいアプリが多い人は、使えるものだけを残す方法が向いています。
アプリを止める方法には、止めたいアプリだけを選ぶ方法と、使ってよいアプリだけを残してほかを全部止める方法の2つがあります。
| 方法 | 向いている人 | 選ぶ例 |
|---|---|---|
| 止めるリスト | 開いてしまうアプリが2〜3個に決まっている人 | SNS、動画、ゲーム |
| 使えるリスト | 新しいアプリやWebサイトに次々と流れてしまう人 | 辞書、学習アプリ、家族との連絡手段 |
選ぶときの注意点
- 単語帳や問題集のアプリなど、勉強に使うアプリは止める対象から外す
- 家族と連絡を取る手段は、使えるものとして残しておく
- ブラウザで動画サイトやSNSを開いてしまう人は、Webサイトも止める対象に入れる
止める対象を選ぶ前に、自分がどのアプリにどれくらい時間を使っているかを確認しておくと、選び方に迷いにくくなります。iPhoneのスクリーンタイムや、利用時間を振り返れるアプリで確認できます。
「今だけ解除したい」と思ったときはどうすればよいですか?
解除に手間がかかる設定にすると、勢いで解除する回数を減らしやすくなります。テスト前や受験期など、守りたい時間だけ解除しにくい設定に切り替える方法もあります。
時間帯ルールを決めても、勉強中に「5分だけなら」と解除したくなる場面はあります。解除がワンタップでできる設定だと、決めた時間帯が守られにくくなります。
解除しにくくする工夫
- 解除に長押しなどの操作を必要とする設定にする
- テスト前や受験期だけ、解除やアプリの削除を抑止する設定を使う
- 時間帯ルールを決めた理由(テストの日、資格試験の日など)をメモに残しておく
スマホの時間を自分で選ぶことは、勉強の時間を自分の手で確保することにつながります。決めた時間を守れた日が増えると、テストや受験、資格試験に向けて「自分で決めたことを守れる」という感覚を積み重ねやすくなります。
DopaDogsでは、強制ロックをOFFにしたルールは5秒の長押しで解除でき、DopaDogs Proの強制ロックをONにしたルールは、ブロック中の解除やアプリ削除を抑止できます。普段は解除できる設定にして、守りたい時間だけ強めるといった使い分けができます。
よくある質問
家族との連絡や辞書、タイマーなど、勉強中にスマホが必要になる場面があります。持って行かない方法よりも、持って行ったうえで勉強する時間帯だけSNS・動画・ゲームを開けなくする方法のほうが、続けやすい人もいます。
場所だけが原因とは限りません。自習室や図書館に移っても、手元のスマホの通知やおすすめ表示は家と同じです。場所を変える前に、スマホ側で誘惑を減らす設定ができているかを確認すると原因を切り分けやすくなります。
集中モードで通知を減らし、スクリーンタイムでアプリごとの使用時間の上限を決められます。上限に届いた画面から自分で延長を選べるため、勉強する時間帯だけ自動で止める専用のアプリと組み合わせる方法もあります。
使ってよいアプリだけを残してほかを止める方法なら、辞書や学習アプリ、家族との連絡手段は使い続けられます。止めるアプリを選ぶ前に、勉強中に使うアプリを書き出しておくと設定で迷いにくくなります。
DopaDogsは、勉強する時間と寝る前の時間に、選んだアプリを開けなくするiPhone向けのスクリーンタイム制限アプリです。自習室や図書館にいる時間帯を決めて、その間だけSNS・動画・ゲームを止めたい人は、DopaDogsを App Store で見る(https://apps.apple.com/jp/app/id6776091181)から内容を確認できます。
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