資格の勉強中にスマホを触ってしまう人へ|スキマ時間を勉強に戻すルールの作り方

公開 ・ DopaDogs

結論

資格の勉強中にスマホを触ってしまう理由のひとつは、SNSや動画のアプリが「長く使うほど運営会社の売上が増える」ように作られていることです。通勤や休憩のスキマ時間に開いてよい学習アプリを先に決めて残し、ほかのアプリは時間を決めて止める「使えるリスト」を作ると、勉強時間を自分で守りやすくなります。

この記事の要点

  • SNSや動画は、長く使うほど運営会社がもうかる設計で、途中でやめにくい

  • 独学はスキマ時間が勉強の中心になるため、スマホの誘惑とぶつかりやすい

  • 禁止するものより先に、場面ごとに開いてよい学習アプリを決めると迷わない

  • 使えるリストとは、必要なアプリだけを残してほかをまとめて止める考え方

  • 使う時間を自分で選ぶことが、試験日まで勉強時間を守る土台になる

資格の勉強中にスマホを触ってしまうのはなぜ?

意志の強さだけの問題ではありません。SNSや動画のアプリは、利用者が長く見るほど運営会社の売上が増えるように作られており、途中でやめにくい仕組みが入っています。

SNSや動画のアプリの多くは、無料で使える代わりに広告を表示して収益を得ています。利用者が長く見るほど広告を表示できる回数が増えるため、アプリは「もう少し見たくなる」ように作られています。課金で収益を得るゲームでも、遊ぶ時間が長くなるほど課金のきっかけが増えます。

手を止めにくくする代表的な仕組み

仕組み 勉強中に起きること
おすすめ表示 1本見終わると次の動画や投稿がすぐに出て、見るのをやめるタイミングがなくなる
無限スクロール ページの終わりがないため、どこで閉じればいいか決めにくい
通知 問題集を解いている途中でも、アプリを開くきっかけが届く
短い動画の連続再生 「1本だけ」のつもりが、何本も続けて見てしまう

新しい情報が次々と出てくると、もっと見たくなる傾向があることは一般に知られています。ここでの説明は一般論であり、医学的な診断ではありません。勉強中にスマホを触ってしまうのは、こうした仕組みが日常的に働いているからでもあります。

独学の資格勉強で、スキマ時間がスマホに消えやすいのはなぜ?

独学には決まった授業時間がなく、通勤や休憩といったスキマ時間で勉強量を積むことが多いからです。そのため、スマホを開いた瞬間に勉強とSNSが同じ画面の上で取り合いになります。

スキマ時間とは、通勤の電車の中、昼休み、待ち合わせ前など、まとまった勉強はできないものの、少しだけ空いている時間のことです。宅建・TOEIC・公務員試験などを独学で目指す人にとって、スキマ時間は勉強時間を増やすための大事な時間です。

独学のスキマ時間が崩れやすい理由

  • 見ている人がいない:学校の授業や塾の自習室とちがい、スマホを開いても誰にも止められません。
  • 期限を自分で管理する:試験日までの計画を自分で立てて守る必要があり、1日ずれても気づきにくいです。
  • 時間が細切れ:数分ずつの時間は「どうせ短いから」とSNSを開く理由になりやすいです。
  • スマホが教材でもある:単語アプリ・過去問アプリ・辞書をスマホで使うため、スマホを手放すことができません。

最後の「スマホが教材でもある」ことが、資格の勉強ならではの悩みです。スマホを使わないようにするのではなく、スマホで開くアプリを選ぶことが現実的な対策になります。

スキマ時間を勉強に戻すには、どんなルールを作ればいい?

「何を禁止するか」より先に、「スキマ時間に開いてよいアプリ」を決めるほうが迷いません。場面ごとに、使うアプリと時間帯を書き出すところから始めます。

ルールを作る4ステップ

  1. スキマ時間が生まれる場面を書き出す:通勤の行き・帰り、昼休み、夜の勉強時間、寝る前など。
  2. 場面ごとに使う教材を決める:単語アプリ、過去問アプリ、辞書、講義の動画など、勉強に使うものだけを選びます。
  3. 選ばなかったアプリは、その時間帯は止める:SNS・動画・ゲームは、勉強の時間帯に開けないようにします。
  4. 息抜きの時間と上限を決める:「動画は1日1時間まで」のように、使ってよい量を先に決めておきます。

場面ごとのルールの例

場面 開いてよいもの 止めるもの
通勤の電車 単語アプリ、過去問アプリ SNS、動画、ゲーム
昼休み 過去問アプリ、連絡用のアプリ 動画、ゲーム
夜の勉強時間 辞書、講義の動画を見るためのアプリ SNS、ゲーム、ほかの動画
寝る前 目覚まし、連絡用のアプリ SNS、動画、ゲーム

ルールは紙やメモアプリに書いて、目に入る場所に置くと忘れにくくなります。最初から全部の場面を決めなくても、通勤の電車だけなど1つの場面から始めて大丈夫です。

「使えるリスト」とは何?資格の勉強にどう使う?

使えるリストとは、使ってよいアプリやサイトだけを残して、ほかをまとめて止める設定の考え方です。スマホを教材として使う資格の勉強と相性のよい方法です。

スマホの使い方を制限する方法は、大きく分けて2つあります。止めたいアプリを1つずつ選ぶ「止めるリスト」と、使ってよいアプリだけを残す「使えるリスト」です。

止めるリストと使えるリストのちがい

項目 止めるリスト 使えるリスト
選ぶもの 止めたいアプリ 使ってよいアプリ
向いている場面 止めたいアプリが少ないとき 勉強に使うアプリが決まっているとき
抜けやすいところ 新しく入れたアプリが止まらない 必要なアプリを入れ忘れると不便になる
資格勉強の例 SNSと動画アプリだけを止める 単語アプリと辞書だけを残す

使えるリストを作るときのポイント

  • 単語アプリ・過去問アプリ・辞書など、勉強に使うものを先に入れます。
  • 家族や学校との連絡に使うアプリは、残しておくと安心です。
  • 迷ったアプリは残さず、1週間ためしてから必要なものだけ足します。

使えるリストの考え方は、「スキマ時間にはこのアプリだけを開く」という決めごとを、そのまま設定にしたものです。アプリを開くたびに迷う回数が減るので、勉強に戻りやすくなります。

ルールを破りそうになったときは、どうすればいい?

解除するまでの手間を増やす、1日の上限を決める、守れなかった日は記録を見直すなど、意志の力だけに頼らない仕組みを足します。自分を責める必要はありません。

意志の力だけに頼らないための工夫

  • 解除するまでの手間を増やす:すぐに解除できる設定だと、「今だけ」が何度も続きやすくなります。
  • 息抜きの量を先に決める:完全に禁止するより、上限を決めて使うほうが続けやすい人もいます。
  • 通知を減らす:勉強の時間帯に通知が届かないようにすると、アプリを開くきっかけが減ります。
  • 記録を見直す:1日にどのアプリで何分使ったかを見ると、ルールを直すべき場面がわかります。

守れなかった日の考え方

ルールを守れなかった日があっても、勉強をやめる理由にはなりません。どの場面で、どのアプリを開いたかを1行メモしておき、次の日のルールを1か所だけ直します。ルールは一度で完成させるものではなく、試験日まで少しずつ直していくものです。

運営会社の設計に流されず、勉強時間を自分で選ぶにはどうすればいい?

SNSや動画に使う時間を「誰が決めているか」を意識し、使う時間を自分で選ぶ側に戻ることが大切です。それが、試験日まで勉強時間を守る土台になります。

時間の使い方を自分の手に戻す流れ

  1. 仕組みを知る:SNS・動画・ゲームの運営会社は、利用者の時間と注意を広告や課金の売上に変えています。
  2. 選ぶ側に戻る:おすすめや通知のままに時間を使うのではなく、使うアプリと時間帯を自分で決めます。
  3. 勉強時間を確保する:スキマ時間と夜の勉強時間を守れると、過去問や単語に使える時間が積み上がります。
  4. 自分との約束を守る:決めたルールを守れた日が増えるほど、試験日に向けた計画を守れる自分に近づきます。

アプリで仕組みにする場合

iPhone向けのスクリーンタイム制限アプリ「DopaDogs」は、iOS 16以上で使えます。止めるリストと使えるリストのどちらでもアプリやWebサイトを選べ、「平日の19時〜22時」のような時間帯の設定や、1日の上限の設定ができます。DopaDogs Proの強制ロックを使うと、ブロック中の解除やアプリの削除を抑止できます。

よくある質問

使えるリストの考え方で設定すれば、単語アプリ・過去問アプリ・辞書など、勉強に使うアプリだけを残せます。最初に教材として使うアプリを書き出し、ほかのアプリを止める順番で設定すると、勉強に必要なアプリが使えなくなるのを防げます。

自宅で勉強するときは、スマホを別の部屋に置く方法も役に立ちます。ただ、通勤中や休憩中のスキマ時間は、スマホを教材として手元で使う場面が多いです。手放せない時間帯は、開けるアプリを絞る方法を組み合わせると続けやすくなります。

スキマ時間に加えて、夜の勉強時間と寝る前の時間もルールを決めておくと、1日の流れが安定します。寝る前のスマホが長くなると、次の日の勉強時間に影響が出やすくなります。まずは使う時間が長い場面から1つずつ決めるのがおすすめです。

公式サイトによると、強制ロックをオフにしたルールは5秒の長押しで解除できます。強制ロックをオンにしたルールは、ブロック中の解除が抑止されます。強制ロックはDopaDogs Proの機能で、ルールごとにオンとオフを切り替えられます。

通勤や休憩のスキマ時間に開いてよいアプリが決まったら、その決めごとをiPhoneの設定にしておくと、毎回迷わずに済みます。DopaDogsでは、使えるリスト・時間帯・1日の上限を組み合わせて、勉強の時間を自分で選んで守れます。DopaDogsを App Store で見る → https://apps.apple.com/jp/app/id6776091181

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